tricky waysのルール、Level1。
ゲームのルールには2種類あります。
ご存知の通り、cuboroのブロックには上面と底面のほかに、内部にもトンネルの穴が開いています。
まずは簡単なLevel1から紹介します。
Level1はブロックの上面の溝のみを使ってプレイします。
はじめに、写真のようにゲームボード内に8個のパーツを並べます。
これは、別途ポジション表が付属していますので、その表を見ながら決まった場所にセッティングします。
1.5個分の大きなパーツは「スタートタワー」と言い、はじめはボードの外に置いておきます。
各プレイヤーは好きな色のペグを選び、ボードの角にあるスタート地点に置きます。
ビー玉を各プレイヤーに「青×2、赤×1」の数量を均等に分けます。
尚、青いビー玉は通常。赤いビー玉はジョーカーと言います。
これで準備完了。
当ページでは、4人のプレイヤーとして解説します。
3回だけ、ブロックをチェンジ!
さてゲームスタート。
年長の人から順番にはじめます。
プレイヤーはボードに並べられたパーツを、後述する3種類のチェンジ方法から選んで3回動かします。
パーツを3回動かしたうえで、空いている場所にスタートタワーを置き、ゴールまでなるべく長いコースを作るのがこのゲームのねらいです。
【3種類のチェンジ方法】
・移動
空いている場所に移動する
・回転
その場で回転する
・ジャンプ
パーツを空いている場所にジャンプさせて、回転もする。
同じチェンジ方法を3回しても構いませんが、1回のチェンジにつきパーツは1個しか動かせません。
つまり、パーツとパーツを入れ替えることはダメです。
写真では、下記のように動かしました。
【赤】位置はそのままで、回転させた。
【青】ジャンプした。
【黄】移動した。
パーツを3回チェンジしたら、、、
パーツを3回動かしたら、空いている場所にスタートタワーを入れ、タワーからビー玉を1個転がします。
スタートタワーを含めて、パーツを1つ通るごとに1ポイントの得点となります。
写真では6個のパーツを通る道ができたので、6ポイントの得点となります。
プレイヤーのビー玉がゴールしたら、獲得したポイント数の分だけ、ペグを進ませます。
そうしてまた同じように、スタートタワーをボードから出して次のプレイヤーの番になります。
次のプレイヤーは、、
次のプレイヤーも、同じようにパーツを3回チェンジします。
ですがここで注意があります。
前のプレイヤーがゴールしたビー玉は、ゲーム終了までそのままです。
以降のプレイヤーは、すでにゴールした地点以外にビー玉をゴールさせなくてはなりません。
どこにゴールさせるかを考えながら、できるだけ長いコースを作りましょう。
と、各プレイヤーは「ジョーカー」なる赤いビー玉を1個ずつ持ちます。
このジョーカーは特別なビー玉で、通常はパーツを3回チェンジさせるところを、ジョーカーを転がすときだけ4回チェンジする事ができます。
ここぞ!というときの決め玉として、ジョーカーを上手く使いましょう。
ゲーム終了!
全てのプレイヤーのビー玉が無くなった時点で、ゲーム終了です。
ポイントを獲得した度に進めたペグ。
このペグが最も先に進んだプレイヤーの勝利です。
プレイする度に変化していくコース。
ゲームが終盤になるにつれて制限されていくゴール地点。
次のプレイヤーに対して意地悪なコースにチェンジする、、など、シンプルながらも奥が深いゲームです。
忘れてはいけない、Level2!
と、ここからはLevel2。
cuboroの魅力はやはりブロック内部の「トンネル」です。
Level1ではブロック上面の溝のみ使用しましたが、Level2では「ブロック底面の溝」および「ブロック内部のトンネル」もフルに使用してゲームを行います。
基本的なルールはLevel1と変わりませんが、チェンジの方法が「上下の回転」も付加され、コースのバリエーションがグッと上がります。
プレイヤーが変わる度にコースの雰囲気がガラリと変わります。
また、Level2ではブロック内部のトンネルを通ると2ポイントとなります。
さらにジョーカーも使えば、一発逆転も夢ではありません。
と、実際にゲームをしてみると、ルールは本当にシンプル。
cuboroを好きな方はもちろんですが、cuboroを遊んだ事が無い方でも分かりやすい。
参加するプレイ人数や年齢により、ルールの応用などもしやすいのが特徴です。
ちなみにサイズはcuboroシリーズと全く同じですので、お手持ちのcuboroシリーズとパーツを入れ替えたりしても楽しいかも。
(tricky wayだけの特殊パーツを含んでいるので、それだけでも魅力的、、、)