実は難しい、ひも通し。
ひも通しの遊びは、とても重要なこと。
集中して、目で見て、思い通りにゆっくりと指を動かす。
この複合的な動きが、脳にとても良い。
これは最近、メディアなどにも理解されはじめてきました。
でも、ずっと前からあるこのSigna。
日本は教育に関する文化がまだ浅く、あまり認知されていませんが
このSignaはとても優秀です。
ひも通しは難しいのです。
それは、穴の途中でひもが曲がったり、詰まっちゃったりするんです。
そこでNaef社はひもの先にスティックを付けました。
スティックは途中で曲がりにくいので、
まずは「穴に通す」ということに集中できるのです。
この写真は、第一段階。とても大きい穴。
次は、、、
急に穴が小さくなりました。
でも、スティックなので頑張れば大丈夫。できます。
子どもは、できる気がしないと途中であきらめてしまう場合も多いのですが、一度できると自信をつけて何度も繰り返します。
さぁ、中盤です。
最初に通した大きい穴を横切って、細い穴を2回通します。
これが難しい。
正面からではなく、こうやって横から見るようにできれば、
こういった複雑な穴でも通すことができます。
複合セクションです。
これが最後の関門。
先程のブロックの中に、円柱をはめ込み、穴を合わせます。
その長い穴に通すのですが、
ブロックと円柱をきれいに合わせないとひもは通せません。
穴をキッチリ合わせ、集中してスティックを差し込みます。
これができれば大喜び。
ひもの最後には、、、
ひもの最後には、横になったスティックがついています。
これは、せっかくひもを通してきたブロックたちが
抜けない用にする為。より集中できるようにするためです。
これは持ち運ぶ際や収納する際、すべてのブロックに通して
ばらけないようにするのにも便利です。
スティックが簡単にできるようになったら、
ひもからスティックを外し、今度はひもだけでチャレンジ。
それに加えて、シグナは積木としても遊べます。
パーツこそ少ないものの、
1歳前後の子には充分な量です。
長く遊べ、5cm角なので他のネフ社の積木や、ビー玉転がしのcuboroとも合わせて遊ぶ事ができます。
型はめ遊びもできる、シグナ。
ひも通しだけじゃないのが、
ネフ社、シグナのすごいトコロ。
くり抜かれたパーツは、
難解なひも通し遊びとしてだけでなく、
型はめ遊びとしても遊ぶことができます。
この型はめ遊びは1歳頃からですね。
メーカーはスイスのネフ社。
積木、型はめ、ひも通しができるシグナ。
この価格は正直、お安いと思います、、、。