トレインカースロープ、付属の車は5個。
黄色、緑、青、赤。
そして、何やら長いものがいます。
これは4両トレインというものです。
この4両トレインの動きは、
子どもだけでなく、大人も釘付けになってしまうほど。
日本メーカーもカースロープのおもちゃはありますが、
それらと比べると、
本体も車両の大きさもちょっと小さめです。
ですがその動きや精密さではbeck社が群を抜いています。
次々と転がして、競争〜!
スロープのおもちゃというものは、
日本でも馴染みのあるおもちゃでして、
多くの家にあるおもちゃです。
それゆえに多くのメーカーがありますが、
その違いのひとつは「音」です。
ガジャンガシャンという音が一般的ですが、
BECK社はカタンカタン、カタタタタタンという感じ。
その違いは材質です。
BECK社のスロープは、本体はがっしりしていますが、
車両が特別に軽く作られています。
それゆえに軽く気持ちのよい音がするのです。
何度も何度も繰り返す遊びですので、
実のところ「音」はとっても重要だったりします。
特別に作られた、軽い車両。
気持ちのよい音を響かせる車両は、
しっかりした本体があってこそです。
ちなみに、レールの幅は約32mm。
車両の車輪幅は28mm。
車輪の形は、
レールにはまりやすいようにきれいに加工してあるため、
子どもも乗せやすいというのも特徴のひとつです。
圧巻の、4両トレインの動き
4両トレインの動きは、まさに圧巻です。
6個の車輪が、カタタタタタタン!と響きます。
この連続した小気味良い音と動きに、
子どもはもちろん、大人も感心してしまうほどです。
「転がって駆け下りる」という単純なものですが、
子どもは期待通りの動きに、満足感を得るものです。
何十年も、良いもの作りを。
ベック社のおもちゃはシンプルながらも、
ユニークな動きのものばかりです。
その堅牢な作りも、人気の裏付けになっています。
BECK社のおもちゃのほとんどは、
30年、50年と古くから作っているものばかりで、
その時代に合わせて、少しずつ改良を加えたりしています。
ひとつのおもちゃを長年作り続けるという事は、
本当に良いものでなくては生き残っては来れません。
今、BECK社のおもちゃがあるというのも、
何十年ものあいだ、高い評価があってこそでしょう。
一代だけでなく、2代にわたって遊べるおもちゃ。
良いものを手渡してあげたいものですね。