一度離れて、、
こまディスコは、一度弾き合って離れても、
また近づくのです。そして何度も弾き合います。
子どもがコマで遊ぶ時って、この「弾き合う」こと、
実はこれがすごく楽しいんですよね。
この仕組みは、コマの下の「地面に付いている点」。
この地面との接点がポイントなのです。
こまディスコは、この接点が極端に「丸い」のです。
「点」ではなく「面」に近いイメージですね。
点で回るコマは、回るときに本体が斜めになりません。
斜めになっても、即座に戻ります。
面で回るコマは、回るときに本体が斜めになると、
円を描くようにふらついたのち、徐々に戻ります。
コマ同士がぶつかると、弾き合って離れますよね?
これにより、本体が斜めになり円を描いて、、、と
お互いに、その円を描き合っている最中でまた、ぶつかり合うのです。
そうしていると、お互いに回転数が落ちてくるので
反動が少なくなり、ふらふらと寄り添うように
円を描きながら回るのです。
これがダンスしているように見えるのです。
以上、うまく伝わりましたか?
ぶつかりやすいコマ
ダンスするというのは前項にて説明しましたが、
端折って、くだいて言いますと、「ぶつかりやすいコマ」という事です。
普通のコマを回すと、一点で静止したがります。
でもこまディスコは、なかなか静止しません。
ぐるぐると円を描き続けるのです。
それゆえに、「ぶつかりやすい」という事です。
ほら、手前の赤さんと青くんがディスコしてますね。
逆にも回ります
なんと、こまディスコ。
軸を背にしても回ります。
こちらは驚くべき安定感。
背にしても、接点は丸いのでこまディスコのダンスは健在です。
重心が上になりますので、
普通に回した時ほどの弾き合いはありませんが、
円を描いて、ぶつかり合うというのは全く同じです。
なんだか、キノコみたいでかわいいですね。