ストーリーキューブス・クラシック【ローリーズ】
ストーリーキューブスは様々な絵柄が描かれたサイコロが9種類入っています。
これはゲームと言うべきなのか、玩具というべきなのか、よく分かりません。
というのも、ストーリーキューブスにはルールが特にないのです。
しいて言うのであれば、サイコロの絵をもとにあれこれ想像してみること。
正解もなければ、間違いもありません。
さてどうやって遊びましょうか。
とある遊び方の一例をご紹介させて頂きます。
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[準備]
サイコロは9個あります。
サイコロですのでそれぞれ6面あり、どれも違う絵が描かれています。
6×9ですので54種類の絵があるわけですね。
[はじめてみよう]
とりあえず、サイコロが9個もあるのですから全て振ってみましょう。
その中から、2〜3個くらい気になったものを抜き出して、お話を作ってみましょう。
すごいお話じゃなくても、面白くなくてもいいのです。
「おいしそうなリンゴが木に実っていた」とか、どうでもないごく普通のお話。
例えばそんなごく普通のお話が2〜3個のサイコロで作れたら、
残りのサイコロの絵を眺めて、もう少しそのお話の続きを考えてみましょう。
「それでね、リンゴに手を伸ばしてみたらね、、、」という感じ。
[少しずつ、少しずつ]
サイコロは何個でもいいのです。
もし9個のサイコロを振って、全て使ってお話ができたらすごいけれど、3個でとても長いお話ができるかもしれません。
そして、声に出さなくても良いですよね。
口に出さないで、頭の中で想像を膨らませるのも楽しいはず。
[誰かと一緒に遊んでみる?]
1人でもいいけれど、複数人で遊んでみましょう。
例えば同じように9個のサイコロを振り、1人目がサイコロを1個取ってお話の冒頭部分を作ります。
そうしたら次の人が2個目のサイコロを取り、その続きを考えてみる。
その次は3人目、とみんなでお話をつくる。
きっとはちゃめちゃな話が出来上がりそうだけれど、それも楽しいはず。
[絵の捉え方は、ひとつじゃない]
色々な絵がありますが、見る角度や視点によって様々なものと捉えることができます。
私たち大人はひとつの意味しか捉えられなくても、子どもたちはもっと自由で想像が豊かです。
「へぇ、この絵をそう捉えるんだね」という意外性もあります。
どれも正解も間違いもないので、色々な考えがあって良いのです。
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[まとめ]
ストーリーキューブスは特徴的なゲーム、あそび。きっとそれはルールがないから。
目指すゴールはないかもしれないけれど、本当はどこにもあるのかもしれない。
大人の方は「そんな思い浮かばないよ」とよく言われますが、いざ振ってみるとお話が作れるものです。
実はこのストーリーキューブスにハマる子は多くて、
静かな子が次から次へとサイコロを使っておしゃべりを始めたり、何回も何回も続けて止まらない子もいます。
とにかく一度やってみて欲しいと思います。
【サイズ】サイコロのサイズ:1辺2cm
【対象】1人から遊べ、対象年齢は6歳頃から。
【ゲーム時間】1ゲームの時間はおおよそ5分〜。
※パッケージのデザインなどは予告無く変更となる場合がございますのでご了承下さいませ。