カヤナック(KAYANAK)【HABA/ハバ】
<ゲームのあらすじ>
舞台は極寒の地、北極。プレイヤーはシロクマになり、魚のいそうな場所に穴を開け、釣り竿を使って上手に魚を釣ります。 製品の箱全体を使ったダイナミックさがあり、バスッと穴を開けるという楽しいゲームです。
2~4人で遊べ、対象年齢は4歳頃から。
1ゲームの時間はおおよそ10~15分。
※※<ゲームのルール>※※
ゲームの準備
この「カヤナック」のルールは3種類あります。このページでは最も簡単なルールを紹介します。
まずはじめに製品の箱の中身を全て取り出してから、箱の内側底面にいくつもの凹みがありますので、その部分に鉄玉を広げます。 その後に穴の開いた大小2種のカバーの間にA4用紙を挟みます。 そのカバーを製品箱の上部にセットして蓋をし、本体を軽く振ることで先程入れた玉がランダムに配置されます。 この玉は釣り上げる「魚」となり、均等に並べるより多少の偏りがあると楽しめます。 各プレイヤーに獲得した魚(玉)を入れるお皿を配ったら準備完了です。 尚、竿は1本のみですので、順番に使います。
氷を割って、竿を垂らす、、
順番にサイコロを振ります。サイコロには魚やクマなどの絵柄が描かれていますが、 この最も簡単な「ルール1」では、サイコロの絵柄は無視して「・」の目だけを見てゲームを進めます。 サイコロの目が3であれば、そのプレイヤーは3箇所の氷に穴を開ける事が出来ます。
竿を持って、先が尖った方を使い、氷に穴を開けます。バスッとした音と感触が気持ちよい瞬間です。
穴を開けたら、竿の反対側にある釣り糸を垂らします。 釣り糸の先には磁石が付いており、そっと垂らして下まで下げることにより、開始時に仕込んだ玉(魚)がカチッと食いつきます。 食いついたら、ゆっくりと引き上げて魚を獲得します。
どこの氷に穴を開けても、必ずしも魚が釣れるわけではありません。 残念ですが「あれ?魚がいない、、、」というのもこのゲームの楽しいポイントです。
魚には「大物」もいます。
こうしてゲームを続け、何箇所かで釣りをしていると1匹だけではなく2匹3匹を一箇所で釣り上げることもあります。 また通常の魚より大きな「大物」もいたりしますので、ゆっくり引き上げないと開けた氷の割れ目などに引っ掛かって、 せっかく釣れた魚を落としてしまう事もあります。
そのため、慎重に引き上げないといけません。引き上げたときに数匹や大物がニョキッと出てきたときには大盛り上がり。 どこに魚がいるかはわからないので、毎回ドキドキしながら氷に穴を開けます。
こうして全ての氷を開けて釣りが終わった時点でゲーム終了です。 最も魚(玉)を釣り上げたプレイヤーが勝者です。
採点は「玉の数」のみでカウントしても良いですし、大物は2点などでカウントしても楽しいと思います。
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この「カヤナック」はルールが3種類あります。 当ページにて紹介した「ルール1」は最も簡単なルールで4歳ころから遊べます。 ルール2とルール3では「シロクマのコマ」や「氷のチップ」「立ち入り禁止チップ」などを使って戦略的に進めるゲームになります。 ゲーム盤の氷の絵柄には割れ目が描かれていますが、その割れ目をエリアと区切り、順番にコマを移動させて釣りをします。 チップを使って他プレイヤーを邪魔することもでき、これらルールの対象年齢は6歳以上となります。 そのため、参加プレイヤーの年齢によりルールを切り替えたり調整しながら遊ぶことにより楽しむ事ができます。
竿を使って氷をバスッと開ける音と感触はあの「障子を指で開けるいたずら」にも似ており、 子どもだけでなく大人も楽しい瞬間です。その開ける紙は一般的なA4用紙ですので、付属分が無くなっても手に入れやすいので気軽に遊ぶ事ができます。 A4用紙でこんなに楽しめるって、とても画期的なゲームだと思います。
尚、パーツには小さな玉や磁石が含まれていますので、小さな子どもが飲み込むことが無いように十分注意してください。
【セット内容】ゲームボード、釣り竿(1本)、金属球、木製のお皿、サイコロ(2種)、氷と立ち入り禁止チップ、A4用紙(5枚)。
※パッケージのデザインなどは予告無く変更となる場合がございますのでご了承下さいませ。