木、、、のおもちゃではありません。
木、、、
と描いてはみましたが、
マグネフに木は一切使われておりません。
木のおもちゃとして、世界中に名を馳せるネフ社。
それなのに、木は一切使われていないのです。
きっと、どうしても作りたかったのだと思います。
だって、マグネフはとてもおもしろいのですから。
プチッ、プチン!
正確には、「カチッ、カチン」なのですが、
視覚的にプチッという感覚です。
ペンの先が磁石になっており、ペンを本体に近づけると、
下から磁石の玉が上がってきます。
上がって来た磁石は、そのまま固定されます。
こうしてひとつひとつ、ペンでプチプチしていく他に、
ペンでサーッとなぞれば、
プチプチプチプチン!と小気味良い音をたてながら、
その軌跡通りに磁石の玉で絵が描けます。
ビフォア、アフター。
上がビフォア。
ペンでひたすら磁石の玉を浮き上がらせます。
そうして、下がアフター。
この上がった磁石の玉。
「玉は外に出る事はないのですか?」と心配される方も
いるのですが、それは大丈夫です。
そこは、世界一精巧なモノ作りのネフ社ですから。
穴を無理矢理にこじ広げない限り、
玉が外に出てしまう事はありませんのでご安心ください。
消すときは、指でなぞるだけ。
消す(磁石の玉を落とす)時は、
指で軽くなぞれば、カチカチカチン!と落ちます。
その音も気持ちよいので、癖になってしまいます。
描きたいものをペンで描く。というのが一般的ですが、
マグネフは、こうして全部を塗りつぶし、
「消す」ことで絵を描く事もできます。
同じ絵を描くのでも雰囲気が変わりますし、
ペンではなく「指で描く」というのが、
グラウンドの砂に書いているような感覚で新鮮であり、
無意識に「遊び」をしているんだと実感するものです。
また、ペンで書くのと違って
玉が下に落ちるので、妙な緊張感があるのが不思議です。
描く前に、考える
マグネフの磁石の「点」は120個。
多いと感じるかも知れませんが、ちょっと少ないのです。
そう、ギリギリ少ないのです。
ギリギリ少ないから、絵を描く前に考えるのです。
「トリを描くには、どう描こうか、、、」
がむしゃらに描いても、なかなか相手には伝わらない絵に。
相手にも伝わる絵を描くには、
描きたいものの「特徴を捉える」ことが大事です。
特徴を捉える事により、何でもマグネフで絵が描けます。
だから、とても集中するのです。
描いて、消して、また描いて、修正する、、、。
そして思い通りに描けて、満足感を得る。
ちなみに、写真はヒヨコです。伝わってますか、、、?
何でも描けます。
リンゴの木。
キノコ。
困った顔。
「マジ?ヤッター!」の顔。
何でも、描けます。
まずは、プチプチの感触を楽しんで、
徐々に何でも描けるようになりますよ。
これは、特に大人が教えなくても、
渡してあげれば、子どもが勝手に覚えるおもちゃです。
逆に、大人が「教わる」立場になってしまうおもちゃです。
このマグネフ、子どもだけでなく大人にも人気が高く、
店頭では大人の方が真剣にやっているのを見掛けますよ。