ドメモ(DOMEMO)【クロノス】
~ゲームのあらすじ~
数字が描かれたタイルがあり、それらは1が1個、2が2個、3が3個、、、7が7個、と描かれた数字の数だけあります。
それらを混ぜて各プレイヤーに配分し、数字当てをするゲームとなります。
しかしドメモの変わったところは、他のプレイヤーのタイルは見えているのですが、自分のタイルだけ見えないのです。
その状況の中、見えていない自分のタイルの数字を言い当てるゲームです。
簡単なような複雑なような。でもやっぱり複雑で、不思議と混乱してしまい外してしまう。
ボードゲームの奇才アレックスランドルフ作の人気ゲームです。
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[準備]
タイルを裏にして混ぜ、各プレイヤーに5枚、場に4枚、伏せタイルとして4枚を分けます。(4人プレイの場合)
各プレイヤーに配布されたタイルは、「自分には数字が見えず、他プレイヤーは見える」ように立てます。
場のタイルは全員に数字が見えるようにオープンにし、伏せタイルは全員が見えないように裏向きのまま置いておきます。
このように用意できたら準備完了です。
[はじめてみよう]
スタート時の状況としては、他プレイヤーのタイルと場のタイルは見えていて、自分のタイルと伏せタイルが見えていません。
このような状況のなか、自分のタイルの数字を全て言い当てることを目指します。
[順番に自分の数字を宣言する]
順番のプレイヤーは、「描かれた数字と同じ数だけタイルがある」という事実と、見えている他プレイヤーの数字と場に見えているタイルをよく観察し、例えば「自分のタイルには5が入っているはずだ」などど推理し、その数字を宣言します。
[正解?不正解?]
もし正解ならば、次の順番となるプレイヤーが静かにその数字のタイルを取り、表向きにして場に出します。
不正解だった場合は、残念ながらそのまま次のプレイヤーに移ります。
[誰も確証がもてない、伏せタイルの存在]
ゲーム終了までずっと裏向きにされる伏せタイルの存在。
この伏せタイルがあるために、常に「絶対にこのタイルがあるはず」という確証が持てない仕組みになっています。
[数字が飛び交い、いつの間にか混乱してしまう]
例えば自分の番で、「4」と宣言して不正解だったとします。では次はそれ以外の数字だと練り直すのですが、 考えている間にも他プレイヤーの数字などが飛び交い、不思議なことに以前不正解だった数字を繰り返し宣言してしまったりもします。
これは実際にドメモをやってみないと理解できない独特の感覚でもあります。
[自分のタイルを全て場に出せたら勝ち]
そうしてそれぞれのタイルを場に出していき、全てのタイルを場に出せたプレイヤーが勝者です。
ゲームは全てのプレイヤーの順位が決まるまで続けます。
[まとめ]
ドメモは不思議な感覚。普段は見えていることが見えず、見えてないはずのものが見えている。
それによって、考える周波数みたいなものをちょっと変えないとなりません。
他プレイヤーの宣言した数字もよく観察することで、なんとなく全体図も把握できたりもします。
ルールと仕組み自体はとてもシンプルで、言い当てることは簡単。と安易に思いがち。
しかし実際には、各プレイヤーが宣言する数字は罠かもしれません、、例えば誰かが「1」と宣言したら、その他のプレイヤーはそれぞれ「自分は1を持っていない」と思うはずですし、でも単純にうっかり間違えたかもしれません。そのほかにも様々な心理戦が繰り広げられ、読めば読むほど複雑になったりもします。
そうした心理戦なども含め、2人プレイもできますが4人くらいいた方が混乱もしやすく楽しめます。
【サイズ】パッケージサイズ:約13cm×17cm×5cm
【対象】2人~5人で遊べ、対象年齢は6歳頃から。
【ゲーム時間】1ゲームの時間はおおよそ5~15分。
【セット内容】木製タイル28個、収納袋
※パッケージのデザインなどは予告無く変更となる場合がございますのでご了承下さいませ。